リベルサス3mgで痩せないのはなぜ?導入用量の役割を医師が解説

GLP-1(マンジャロ・リベルサス・ウゴービ) 医療ダイエットとは

「リベルサス3mgを飲み始めたけれど、全然痩せない」。そう感じて不安になっていませんか。

結論から言うと、3mgの段階で体重変化を感じにくいのは珍しいことではありません。
リベルサスは3mg・7mg・14mgと段階的に用量を上げていく薬であり、3mgはその入り口にあたる「導入用量」だからです。

本記事では、3mgがなぜ導入用量として設定されているのか、そして「痩せない」と感じたときに自己判断で増やしてはいけない理由を解説します。


リベルサスの用量設計

リベルサス(有効成分:セマグルチド)は、添付文書上、通常は7mgを維持用量とし、1日1回3mgから開始したうえで、4週間以上投与した後に7mgへ増量する用法が定められています。7mgでも効果が不十分な場合に限り、14mgへの増量が検討されます。

つまり3mgは、最初から体重減少効果を狙う用量ではなく、身体を薬に慣らし、副作用の有無を確認するための段階という位置づけです。


3mgで痩せにくいと感じる理由

3mgの段階では、食欲抑制などの作用をまだ強く実感しにくい方が多いとされています。これは薬が効いていないのではなく、そもそも3mgが十分な血中濃度に達しにくい用量設計であることが背景にあります。

一方で、この時期は吐き気や胃の不快感といった消化器症状が出やすいタイミングでもあります。3mgの段階は「体重を落とす期間」というより、「身体を慣らし、副作用の有無を確認する期間」と捉えることが大切です。


「痩せないから」と自己判断で増量するリスク

「効果を感じないから」と自己判断で服用量を増やしたり、服用間隔を詰めたりすることは推奨されません。

セマグルチドは消化器症状が出やすい薬剤であり、身体を慣らす期間を飛ばして増量すると、吐き気・嘔吐・急性膵炎などのリスクが高まる可能性があります。増量の判断は、体調や検査値を確認した医師のみが行うべきものです。

MBDクリニックでは、服用開始後の経過を診察で確認しながら、増量のタイミングを医師が判断しています。


3mgを続けても変化がない場合の相談先

一定期間3mgを継続しても体重や食欲に変化を感じない場合は、自己判断で服用を中止したり、他の薬と併用したりせず、処方医に相談してください。

体質によっては、リベルサス以外の薬剤や、脂肪溶解注射などを組み合わせた治療プランのほうが適しているケースもあります。
MBDクリニックでは、InBodyによる体組成分析をもとに、体質に合わせた治療の見直しを行っています。


まとめ

  • リベルサス3mgは体重減少を狙う用量ではなく、身体を慣らす導入用量
  • 3mgの段階で効果を感じにくいのは、薬が効いていないためとは限らない
  • 自己判断での増量は消化器症状などのリスクを高める可能性がある
  • 増量や治療方針の見直しは、必ず医師の診察のもとで判断する

「痩せない」と感じたときこそ、自己判断せず医師に相談することが、安全に治療を続けるための近道です。


よくある質問

A. 個人差がありますが、3mgは主に導入期の用量であり、効果を実感しやすくなるのは7mg以降というケースが多く見られます。継続期間については処方医の指示に従ってください。

A. 推奨されません。増量は体調や消化器症状の有無を確認したうえで、医師が判断する必要があります。

A. 自己判断で中止・増量せず、速やかに処方医に相談してください。症状に応じて経過観察や用量調整が行われます。

A. 脂肪溶解注射や他のGLP-1製剤、内服薬など、体質に応じた選択肢があります。
MBDクリニックでは体組成分析をもとに適した治療をご提案しています。

A. 自己判断でやめるのではなく、まずは医師に相談してください。用量の見直しや治療プランの変更で改善するケースもあります。


関連ページ

関連コラム


この記事の監修医師

MBDクリニック監修医 / 医療法人社団東美会 理事長:麻生 泰医師

【経歴】
医療法人社団東美会 理事長
兼 東京美容外科 統括院長

慶應義塾大学 医学部大学院 医学博士号取得
日韓美容医学会学会長
日本形成外科学会
日本美容外科学会
日本マイクロサージャリー学会
日本抗加齢医学会

個人プロフィール

医療ダイエット監修医 麻生泰医師

医療ダイエット監修医 麻生泰医師