韓国でマンジャロが高騰?日本との価格差と「対面診療」で処方される仕組み

医療ダイエットとは GLP-1(マンジャロ・リベルサス・ウゴービ)

「マンジャロ 対面」「マンジャロ 当日」といったキーワードで検索すると、日本の自由診療クリニックで対面診療を受けたい、当日処方はしてもらえるのか、という疑問を持つ方の検索が目立ちます。
あわせて、「韓国ではマンジャロが高い」「日本の方が安く手に入る」という情報を見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

実際に、韓国国内でのマンジャロの価格や供給事情を背景に、日本でマンジャロを購入する韓国の方がいるらしいという話も一部で伝えられています。
ただし、マンジャロは医師の診断のもとでのみ使用できる医療用医薬品であり、価格差や入手のしやすさだけに注目すると見落としがちな注意点もあります。

本記事では、韓国と日本のマンジャロを取り巻く価格・規制の背景、日本の自由診療クリニックで一般的に行われている「対面診療」の仕組み、そして薬剤を国外へ持ち出す際に知っておきたい注意点について、医療ダイエットを専門とするMBDクリニックが解説します。

確認したいポイント結論詳細
なぜ韓国でマンジャロが高くなりやすいと言われる?供給や価格競争の事情から割高になりやすい傾向があります美容目的の需要の高さや、これまでの流通経路の違いなどが背景にあるとされています。
日本の「対面診療」とはどんな仕組み?医師が直接診察したうえで処方の可否を判断する形態です自由診療クリニックの多くが、オンラインのみに頼らず対面での確認を重視しています。
海外へ薬剤を持ち出す場合の注意点は?出国側・入国側それぞれに数量や規制のルールがあります日本の厚生労働省の規定に加え、渡航先の規制も年々変わるため事前確認が必要です。

この記事でわかること

  • 韓国でマンジャロの価格が高くなりやすいと言われる理由
  • 日本の自由診療クリニックにおける「対面診療」の一般的な仕組み
  • 「当日処方」がどのような場合に行われうるか
  • 医薬品を国外へ持ち出す際に確認しておきたい規制の考え方
  • マンジャロを検討する際に確認しておきたいポイント

なぜ韓国でマンジャロの価格が高くなりやすいのか

「日本の方がマンジャロが安い」という情報は、数年前から一部で伝わっていたようです。
実際に、韓国と日本ではマンジャロを取り巻く価格や流通の事情に違いがあると報じられています。

韓国国内でのマンジャロの価格・供給事情

韓国では、美容目的での需要の高さや流通体制の違いなどを背景に、マンジャロの価格が日本より割高になりやすい傾向があると報じられています。用量によっては、国内価格が日本の数倍程度になるという情報も見られます。

また、韓国国内では医薬品の個人輸入に対する規制が強化される傾向にあり、宅配での入手もオンライン診療を経由する形に限られるとの情報もあります。こうした供給の事情も、価格が下がりにくい一因と考えられます。

なお、2025年8月からは韓国国内でも正規の仕入れルートが公式に整備されたとされていますが、流通が安定するまでは初期の価格が高めに設定されやすいとも言われています。今後、価格差がどう変化していくかは注視が必要です。


日本のマンジャロ価格帯(参考)

日本の自由診療クリニックの料金はクリニックごとに異なりますが、
参考として、MBDクリニックにおけるマンジャロ単体処方の料金(税込・2本あたり)を紹介します。

用量2本あたりの料金(税込)
マンジャロ 2.5mg(導入期)¥6,600
マンジャロ 5mg(維持期)¥11,000
マンジャロ 7.5mg¥14,300
※価格は予告なく変更となる場合があります。最新の料金はお電話または公式サイトでご確認ください。

用量ごとの詳しい料金や、増量時の費用の考え方については、以下のコラムでも解説しています。
 [マンジャロの値段はいくら?1本・1ヵ月分の料金相場と費用]

価格差が生まれる制度的な背景

日本と韓国で価格差が生じやすい背景には、薬価の決め方の違いも関係していると考えられます。
日本ではマンジャロが2型糖尿病治療薬として公的医療保険の薬価制度に組み込まれており、政府が薬価の上限を管理しています。肥満治療目的の処方自体は保険適用外の自由診療となりますが、クリニックが薬剤を仕入れる際の単価は、この保険薬価の水準が一定の目安になっているとされています。

一方、韓国では薬価の決定方式が異なり、美容・ダイエット市場としての価格競争が働きにくい面があるとも言われています。
こうした制度の違いが、単純な為替レートの差以上に価格差を生む一因になっている可能性があります。


日本の自由診療クリニックにおける「対面診療」とは

日本国内の多くの自由診療クリニックでは、オンライン診療だけでなく、対面での診察を重視するところも少なくありません。
「対面診療」という言葉で検索される方の多くは、実際に医師に会って説明や確認を受けたうえで薬を受け取りたいと考えているようです。

対面診療で一般的に確認されること

マンジャロには、甲状腺髄様癌の既往・家族歴、多発性内分泌腫瘍症2型(MEN2)、膵炎の既往、重篤な腎機能障害など、使用できない、あるいは慎重な判断が必要なケースがあります。
対面での診察であれば、こうした既往歴や体調を医師が直接確認したうえで、処方の適否を判断できます。

MBDクリニックの場合は、オンライン診療は行わず、初回のカウンセリングからInBodyによる体組成測定、処方まですべて対面診察としています。
マンジャロを含む自由診療の処方に関する条件については、以下のコラムでも詳しく解説しています。

[マンジャロは保険適用される?条件・費用・自由診療との違い]

「当日処方」はどのような場合に行われうるか

対面診療のクリニックでは、問診・医師の診察・体組成測定などを経て、その日のうちに適応が確認できれば、当日中に処方が行われるケースもあります。
一般的な流れとしては、予約、来院・問診票の記入、医師の診察、適応の確認、処方の可否判断、という順序になることが多いようです。

重要なのは、「対面診療=必ず当日処方できる」という意味ではないという点です。
既往歴や検査結果の内容によっては、処方を見送る、あるいは他の薬剤を提案するという判断になることもあります。安全性を優先した診察のプロセスであることを理解しておくことが大切です。

マンジャロの処方条件について詳しく知りたい方へ

既往歴やBMI基準など、処方にあたっての一般的な確認事項について、当院のコラムでも紹介しています。

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薬剤を国外へ持ち出す際に知っておきたい注意点

日本から持ち出す際の数量ルール(厚生労働省)

日本で処方を受けた薬剤を国外へ持ち出す場合、自己使用の範囲を超える数量の医薬品は、原則として自由に持ち出すことができません。

厚生労働省の案内によると、個人が自己使用目的で輸入・携行できる医薬品の数量には一定の目安が定められており、この範囲を超える場合や、自己判断での使用によって重大な健康被害を生じるおそれがある医薬品については、医師の処方が確認できない限り、数量にかかわらず持ち出しが認められないとされています。

出典:[厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」]

渡航先(入国側)の規制も年々変わっている

日本側のルールを満たしていても、渡航先の国でそのまま持ち込みが認められるとは限りません。
特に肥満治療を目的としたGLP-1/GIP系の薬剤については、国によって輸入規制の対象品目や運用が見直される動きがあると報じられています。

実際に、自己使用目的であっても、渡航先の税関や薬事当局が特定の医薬品を輸入禁止・要許可の品目に指定している場合、数量にかかわらず持ち込みが認められない、あるいは通関時に押収されるケースがあるとの報道も見られます。こうした規制は改定される可能性があるため、「以前は持ち込めた」という情報をそのまま信じるのは避け、渡航のたびに最新の規制を確認することが重要です。

第三者への譲渡や転売を目的とした持ち出しは、いずれの国でも認められていません。あくまで処方を受けた本人が自己使用することが前提です。


保険適用の有無(自由診療である点)

マンジャロは、GIP/GLP-1受容体作動薬に分類される薬剤で、日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されています。そのため、ダイエット・体重管理を目的とした使用は保険適用外となり、全額自己負担の自由診療となります。

肥満治療薬全体の分類や保険適用の考え方については、以下のコラムでも整理しています。

 [肥満治療薬とは?種類・効果・副作用・費用と保険適用の条件を解説]

自由診療でのマンジャロ処方について知りたい方へ

料金プランや処方の考え方について、詳しくはこちらでご案内しています。

▶ [治療プランと料金を見る]


マンジャロを検討する際に確認したいポイント

価格差や入手のしやすさに注目が集まりやすいマンジャロですが、クリニックを選ぶ際には、価格以外にも確認しておきたいポイントがあります。

  • 対面での診察・適応確認が行われているか
  • BMIや既往歴の基準が明確に示されているか
  • 薬剤の保管管理(2〜8℃・遮光保存)が徹底されているか
  • 副作用が出た際の相談・フォロー体制があるか
  • 料金の内訳(診察料・送料などを含む総額)が明確か

価格だけで選ぶことのリスクについては、以下のコラムでも詳しく解説しています。

 [マンジャロが安いクリニックの選び方|価格だけで選ぶ危険性を医師が解説]

また、投与初期には吐き気や胃の不快感といった消化器症状が出やすいことも知られています。
渡航や旅行の予定がある場合は、体調が変化した際にどこで相談できるかも事前に確認しておくと安心です。
特に増量のタイミングと重なると症状が強く出ることもあるため、スケジュールに余裕を持たせることも一つの工夫と言えるでしょう。

副作用が出やすいタイミングや対処法については、以下のコラムでまとめています。
 [マンジャロの吐き気はいつまで続く?原因と対処法を解説]

安全に処方を受けたい方へ

MBDクリニックは対面診察のみで、既往歴・体組成データをもとに医師が処方の適否を判断します。
薬剤はすべて適正な温度管理のもとで保管しています。

▶ [クリニックの詳細を見る]


まとめ

韓国国内でのマンジャロ(마운자로・mounjaro)の価格や供給事情を背景に、日本でマンジャロ(마운자로・mounjaro)を購入する外国人がいるらしいという話も一部で伝えられています。
ただし、マンジャロは医師の診断のもとでのみ使用できる医療用医薬品であり、対面診療での既往歴確認やBMI基準を満たす場合に限り、当日処方となるケースがあります。

また、薬剤を国外へ持ち出す場合は、日本側・渡航先側それぞれの規制を確認する必要があります。
特に渡航先の規制は変わりやすいため、「安いから」「持ち込めるらしいから」といった情報だけで判断せず、最新のルールを必ず確認することが大切です。

価格差が話題になりやすいテーマではありますが、医療用医薬品である以上、価格や入手のしやすさよりも、医師による適応確認や、体調変化への対応体制が整っているかどうかを優先して検討することが、安全に治療を続けるうえで欠かせません。

MBDクリニックでは、東京恵比寿(tokyo)・東京池袋・大阪梅田(osaka)の3院で対面診療を行っています。
マンジャロを含む医療ダイエットにご興味がある方は、まずは無料カウンセリングでご相談ください。

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処方の可否や当日の流れなど、疑問点だけでもお気軽にお問い合わせください。

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よくある質問

Q. なぜ韓国ではマンジャロが高いと言われるのですか?

A. 美容目的での需要の高さや、これまでの流通経路の違いなどが背景にあると報じられています。用量によっては、日本の価格の数倍程度になるという情報もあります。ただし価格は今後の流通の安定化によって変動する可能性があります。

Q. 日本の「対面診療」でも当日処方されることはありますか?

A. 医師の診察・適応確認の結果、条件を満たす場合は当日処方となるケースもあります。ただし、BMIが22以下の方や既往歴によっては処方をお断りする場合もあり、必ず当日処方できるとは限りません。

Q. 薬剤を海外へ持ち出す際に数量の制限はありますか?

A. 日本側では、個人が自己使用目的で持ち出せる医薬品の数量について厚生労働省が目安を定めています。加えて、渡航先の国でも独自の規制があり、品目によっては数量にかかわらず持ち込みが制限される場合があります。渡航前に必ず現地の税関・薬事当局へご確認ください。

Q. マンジャロは保険が使えますか?

A. マンジャロは日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されており、ダイエット目的での使用は保険適用外の自由診療となります。

Q. 価格だけでクリニックを選んでも大丈夫ですか?

A. 価格に加えて、医師による対面での適応確認や、薬剤の保管管理、副作用が出た際のフォロー体制なども確認することをおすすめします。安さだけを基準に選ぶと、必要な確認が省略されるリスクがあります。

気になる点だけでも相談したい方へ

処方条件や費用、処方の可否や当日の流れについて、疑問点だけでもお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修医師

MBDクリニック監修医 / 医療法人社団東美会 理事長:麻生 泰医師

【経歴】
医療法人社団東美会 理事長
兼 東京美容外科 統括院長

慶應義塾大学 医学部大学院 医学博士号取得
日韓美容医学会学会長
日本形成外科学会
日本美容外科学会
日本マイクロサージャリー学会
日本抗加齢医学会

個人プロフィール

医療ダイエット監修医 麻生泰医師
医療ダイエット監修医 麻生泰医師